文化財・古代遺跡の分類

国が文化財保護法で指定した史跡のうち、学術上の価値が特に高く、わが国の文化の象徴たるものは文部科学大臣によって「特別史跡」として指定されています。建築物、美術工芸品、文書などで使われる「国宝」と同格のものとして扱われます。

古文書や仏像、建造物などの有形文化財のうち、重要なものは重要文化財に指定され、その中でも「たぐいない国民の宝たるもの」が国宝に指定されます。

遺跡のうち重要なものが「史跡」に指定されますが、その中でも「学術上の価値が特に高く、我が国文化の象徴たるもの」が特別史跡に指定されます。

平成29年時点で、全国で「史跡」は 1,795 件、内「特別史跡」は 62 件が指定されています。
いずれも教科書にも出てくる著名なものばかりで、高い学術的な価値をもっています。全国各地にありますので、旅先で見つけたらぜひ足を運んでみてください。

特別史跡に指定された古代遺跡(一部7世紀前後を含む)

三内丸山遺跡

青森県青森市大字三内字丸山305

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大湯環状列石

秋田県鹿角市十和田大湯万座27

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埼玉古墳群

埼玉県行田市埼玉ほか

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尖石石器時代遺跡

長野県茅野市豊平4734−132

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登呂遺跡

静岡県静岡市駿河区登呂5丁目10−5

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キトラ古墳

奈良県高市郡明日香村大字阿部山67

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高松塚古墳

奈良県高市郡明日香村平田444

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石舞台古墳

奈良県高市郡明日香村島庄254

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巣山古墳

奈良県北葛城郡広陵町三吉1208

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岩橋千塚古墳群

和歌山県和歌山市岩橋

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王塚古墳

福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地

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吉野ヶ里遺跡

佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843

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原の辻遺跡

長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092-1

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西都原古墳群

宮崎県西都市大字三宅西都原5670

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